ノートパソコンの種類

ノートパソコンは、パソコン本体と液晶モニタ、キーボードが一体となり、マウスの代わりに「タッチパッド」を搭載しています。
何よりも、そのまま持ち運びが出来る事が特徴ですが、「バッテリー駆動で停電に強い」とか「指紋認証などのセキュリティ強化が出来る」など、付随する特徴もあります。
ノートパソコンは、大きさなどによって下記のように呼ばれます。
大画面ノートPC
17〜19インチの大きなモニタを搭載したノートパソコン。重量は3.5〜4kg以上になります。
メインのパソコンとして用いられる事が多く、テンキーを搭載してる機種が多くあります。
DVDドライブを搭載し、HDD(ハードディスク)を2台搭載できる機種もあります。
A4サイズノートPC
一般的なサイズのノートパソコン。単純に「ノートPC」と呼ばれるのはこのサイズです。
13〜16インチ程度の液晶モニタを持ち、重量は2kg〜3.5kg程度。
HDD(ハードディスク)とDVDドライブを搭載しているのが一般的です。
※HDDとDVDドライブの両方をを搭載している事を「2スピンドル」と呼びます。
モバイルPC
軽量で小型なノートパソコン。「B5(ファイルサイズ)ノートPC」と呼ばれる事もあります。
10〜12インチ程度の液晶モニタを持ち、重量は1.5kg未満が一般的です。
ネットブック(ミニノートパソコン)
モバイルPCより小さいく、インターネットの閲覧とメールの送受信を主目的として、通常のモバイルPCより低速なCPU(中央演算処理装置)を搭載し、バッテリー駆動時間が長く、また低価格なのが特徴です。
7〜10インチの液晶モニタを持ち、重量は1.5kg未満が一般的です。
UMPC(ウルトラモバイルPC)
「ネットブック」は小さいだけではなく「低価格」も特徴となっていて、2007年に発売された「ASUS Eee PC」が始めとされていますが、それ以前からある小型PCの規格に「UMPC」があります。
ネットブックとの境界は曖昧になっていますが、ネットブックより小さいPCや、少しコンセプトの異なるモバイルPCを「UMPC」と呼ぶ傾向にあるようです。
タブレットPC
概ねモバイルPCと同じ大きさで、液晶画面に「タッチパネル」を搭載し、OSに「Windows XP Tablet PC Edition」を採用したノートPCを「タブレットPC」と呼びます。
※ Windows Vista では Tablet PC Editionの機能が統合されたため、タブレットPCも通常のノートPCに分類されるようになります。